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2006.08.24 TAA/blog

60億円のピザ・・・名古屋駅前への提案

 

 今、名古屋の駅前は建設ラッシュである。間もなくトヨタの超高層ビルがオープンし、他にも既に2本の超高層が着工している。名古屋駅はもともと交通の要所であり、新幹線や在来線、私鉄地下鉄が接続し、新しく出来た空港へも駅から直接電車でアクセスできる仕組みになっている。そしてこの駅前付近は既にどこもビルがびっしりと立ち並ぶ状況である。計画案や工事の状況を見ると今後ますます駅前の混雑が予想されると思うのだけど、それに対する緩和策は必要ないだろうか。ちょっと考えてみた。

 過密な人口に対して有効なのが広場だ。しかしながら今の名古屋の駅前のビルをなぎ倒す訳にはいくまい。地上のレベルで新しく広場を作ることはなかなか難しそうだ。そこで着目したのが駅前のロータリーの部分である。ここはタクシーや車の乗降場に加えて広くT字路となっていてかなりの面積がある。これらの車道の上なら有効な場所として広場の設置できそうだ。歩車分離という観点から考えても利点があるのではないだろうか。地図上で単純に検討すると直径130m程の円の広場の設置がそこでは可能である。この広場を周囲のビルの2〜3階に接続するような高さに設けて人々が自由に行き来できる場所としてみたい。

 この広場はそのように通路としての機能も必要だが、それよりも都市の喧噪の中にできたオアシスとして人々に有効に使われる場所となるように考えたい。密集したビル郡の中での息抜きの場所である。同時に名古屋の玄関口となる場所でもあるので、地元にゆかりのある樹木を植えるなどすれば緑の街としての演出も可能である。それでもってちょっとばかり絵を書いてみたんだが、丸いカタチのためかなんだかピザみたいな感じになってしまった♪

 工事費用はどの程度になるだろう。直径130mの円という事で、この面積はおよそ4000坪程度という事になる。サラ地に建てるのとは違ってここは車も人も激しく行き交う駅前である。工期も長引くであろうし坪単価も引き上げられる事になるが、一方で人工地盤を作るだけの内部空間を所有しない施設なので高くつくものでもない。概算ではあるが坪単価を仮に150万円とすると総額で60億円という事になる。これは昨日書いた事だが、ちょうど名古屋城の御殿を作るための今ある予算より低くおつりが出る。

 いずれにしても駅の周囲に広場が必要な事だけは確かなので、この案に限らないにしてもどうにか良い方向に話が進まないものだろうかと思う。私が住んでいるこの街だが、未来に向けて明るい方向へ少しでも向かわせたいものである。どうですか名古屋市さん、多くの市民のためにも60億円のピザ一枚♪