瀬戸八王子の家 吹き抜けでつながる家

建築概要:木造2階建 住宅
場所:愛知県瀬戸市
竣工:2015年9月
設計監理:竹中設計事務所アシュ 竹中アシュ
構造設計:株式会社藤尾建築構造設計事務所
藤尾篤  熊谷真伍
施工:松本建設株式会社  松本海六 松本顕志
撮影:スタジオゼロ 鈴木美幸 鈴木祐介

南側の壁を二重にしてそこに大きな縁側を作りました。ここは部屋内と外部の中間地点であり、同時に吹抜にもなっているので1階と2階をつなぐ場所にもなっています。家族間や来られるお客さんと楽しく交流のできる家になればと考えながら設計しました。その一方で形状は温熱環境を重視しており、内外の窓の開け締めによって空気や熱のコントロールが可能です。冬場は南面した窓から陽光を取り入れて建物全体を暖め、夏場は庇と縁側の深さによって光を制御するようにしています。お住まいになってから、気持ちの良い家だとお施主さんからお話を伺いました。ただ、来客者がなかなか帰ってくれなくて何とも言えないとも。。。