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桂離宮
竣工:17世紀
所在地:京都市西京区桂御園
ル・コルビジェがこれを見て”線が多すぎる”と宣ったそうだがその時彼はどのような感情を持ってして述べたのであろうか。日本というはるか極東の地において何か感想を持ちえたのかそれとも自らの作風には触れぬ物と興味を示す事はなかったのか。彼は日本にも国立西洋美術館を設計する機会があったがあえて日本に影響を受けようとせずに設計したのではないかと私は思う。その影にはライトを意識し、彼とは異なる手法を持って建築を作り続けようという意思があったように私には思えるのだが。
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