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曼殊院八窓席
設計:小堀遠州(八窓席部分)
竣工:江戸時代
所在地:京都市左京区一乗寺竹ノ内町
八窓席は小堀遠州の作と言われる茶室であり実際に入ってみるとほの暗い中に数々の窓が展開する空間であった。障子の外にある細かい縦格子の存在により中に入る光が季節や時と共に変わるのだと言う。外は枯山水の庭が展開していたがおそらくはそこの苔の色や木々の緑の移り変わる色が
写り込むのであろう。建築の柱は柔らかな部分がすでに削れており幾年月にもわたる風雪に耐えてきた姿がそこにあった。
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