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仙洞御所庭園
設計:小堀遠州
竣工:17世紀
所在地:京都市中京区御苑内
どうやって遠州はこの意匠を思いついたのだろう?池の周りに均等の大きさの丸い石がきれいに敷き詰められているのだがそれは人工的なものとわかっていながらもどこか自然の情景にあったのではないかと連想もする。しかしながらそれがどことも思いつかない。もしかするとこの石を見つけた事でそこからこの情景への転用を思いついたのかもしれない。丸い石の海岸は上皇の御所故誰もが見られたものでない事は明らかだ。秘められた情景は記憶の中の彼岸となりいつしかまたあらわれる風景になるのかもしれない。
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