- 熊本は天草の陶芸家辻口康夫氏のアトリエ。メタリックな外観は何かと思ったらトラックのコンテナを改装したものだ。窓は中古のバスから取ってきた上げ下げ窓を使っているという。海上コンテナを使って倉庫などを作る例は多いがトラックのコンテナは骨がアルミで出来ている事もあり確認申請が降りない事が多い。しかしここの主はそのハンデを乗り越えてこうして自分の売り場として堂々と構えていた。壁と天井は内装業者にまかせたとの事だが床に関して言えばもともとあった鉄板をはがして出て来たラワンをそのまま使っているという。飾らない、しかし機敏に満ちたその姿勢は作品にも建築にも、その人柄にもあふれていた。
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