伸びやかな敷地でした。ここに酪農関連をメインとした観光施設を作ってほしいという依頼でした。オランダ風車が敷地の外れでゆっくりと回っています。
近くには水場があり、それを引き込んで建物に寄せました。建物の冷却に応用しました。
窓は最小限におさえられています。採光のための窓も庇の下に設ける事にしました。内部は建物の高さを利用して温度差換気が出来る様になっています。
建物の入り口部分です。台湾にはガジュマルの大木があちこちにあります。その木陰は涼しく、人々の憩いの場所になっています。この場所の屋根とルーバーの組み合わせはそんなガジュマルの木を参考にして考えました。
ルーバーには地元のバトューという硬い木を使っています。
1階の構造はコンクリートで屋根部分は集成材とスチールの組み合わせです。材木は日本の唐松を日本で加工し、それを台湾に持ってきて組み立てています。構造的にも材料的にも設計的にも全てがハイブリッドな建築です。
集客施設の様子です。今は様々な屋台がここに入って食を提供しています。
一番広く伸びやかなここは展示スペースとして解放されるはずでした。現在は倉庫になっています。
| 名称 |
| 德元埤荷蘭村酪農センター(ドイエンピーオランダ村酪農センター) |
| 場所 |
| 台湾台南県柳営郷徳元埤 |
| 用途 |
| 酪農センター |
| 構造 |
| RC造+木造 |
| 床面積 |
| 1階792.0m2 2階72.0m2 合計864.0m2 |
| 計画 |
| 2005年9月~2010年 |
| 設計 |
| 竹中設計事務所アシュ+中冶環境造形顧問有限公司 |
| 構造設計 |
| 冨田構造設計事務所 |
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